医者嫁のHappy Life

25歳で医師と結婚した元看護師のブログです!医者の妻の生活をちらっと覗いてみてください♡

手術室看護師って??

今日は、手術室看護師に向いている人、向いてない人についてお伝えします!

※個人的な考えになります※

 

向く人

♦長時間同じ場所に立っていることが苦痛でない人

 手術の種類によって、短い時間で終わるものと、とても長い時間がかかるものと、様々です。勤務時間(7~8時間)ずっと立っていなければならないことも普通にあります。「ずっと立っているのなんて、簡単でしょ」って思う方もいると思いますが、、、手術中は基本的に、同じ場所にずっと立っていなければならないのです。私も「簡単だろ」って考えていた一人ですが、実際働いてみると、歩けない分、足の疲れがひどいです。

 また、手術中はおなかが減っても、ご飯を食べに行けませんし、トイレに行きたくなっても、簡単にはトイレに行けません。忍耐力に自信がある方は向いていると思います☆

♦先を読むのが好きな人

 手術中、次にドクターはどんな操作をするのか、そのためにどんな道具が必要か、自分で考えて、必要なものをドクターに言われる前に、手元に準備しておくことが求められます。例えば、ドクターが血管を縫合したそうであれば、針糸を準備する→糸を切るためのはさみが必要だとか、出血しそうって思ったら、ガーゼを多めに術野に置いておいたり、吸引を出せるようにしたり、と。自分で術野をしっかりと見て、判断する力が必要です。したがって観察力や判断力に自信がある方は向いていると思います☆

 

♦決まった行動が好きで、順番を覚えるのが得意な方

 基本的に、手術で行う操作は術式ごとにさほど変わりません。「この手術は、この順番で!」というのがだいたい決まっています。そのため、渡す順番を覚えてしまえば、新人さんでも器械だしができてしまうのです。ただ、術式はたくさんありますので、一つ一つの順番を覚えるのが苦でない方が向いていると思います☆

 ただ、人の体が相手なので、その順番通りにいかないこともありますが、、、そのようなときには即座に考えて、行動していかなければならなくなります。前述した観察力・判断力は大事です。

 

♦様々な領域の疾患・臓器に興味のある方

 病棟看護師は、その病棟に入院している診療科のことを勉強すればいいのですが、手術室は違います。すべての科の手術の担当をしていきます。(病院によると思いますが、、)例えば、一週間のうち、眼科担当の日もあれば、消化器外科・呼吸器外科・心臓外科・脳外科などの担当の日もあります。そのため、勉強量もカラダ全身になります。それが苦痛にならない、様々な領域の疾患・臓器に関心のある方が向いていると思います☆

 

向かない人

♦患者さんとのコミュニケーションが好きな人

 手術室の看護師は、ほとんど患者さんと話す機会はありません。なぜならば、麻酔がかかったら眠ってしまうから、、、そのため、話す機会は入室~麻酔開始までの数分です。日によっては、「一言も患者さんと話さなかった」ということもあります。

 そして、患者さんは、手術室看護師のことは基本的に覚えていません。感謝されることもありません。「ありがとう」を言われたいのであれば、手術室看護師は向かないと思います。

 

♦一つの診療科を極めたい方

 手術室看護師は、さまざまな診療科の勉強をしていくので、病棟看護師と比べると、「広く浅く」になります。自分の好きな診療科を「深く」勉強したい方は向かないと思います。

 

 

以上が私が考える、手術室看護師の向き不向きです♪

参考になるといいなと思います♡